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歯を失ったときの治療法であるインプラント。最近よく耳にするようになり、入れ歯などで不便を感じている方はインプラントを検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、周りにインプラント治療を受けている方がいないと不安になるかもしれません。

そこで今回は、インプラント治療の問題点や対処法について解説します。インプラント治療が気になっているもののよくわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

インプラント治療の7つの問題点を紹介します。

通常インプラントは保険がきかないため自費診療となります。他の治療法と比べ治療費が高額になるのはデメリットでしょう。また、いくら費用がかかるかは、個人差が大きいです。

インプラントの治療期間は個人によって異なりますが、一般的に4～6ヶ月といわれています。インプラントと骨をしっかりと結合させる必要があるためです。他の治療法と比べると治療期間が長いので様々な予定が立てづらくなるかもしれません。

埋入後のインプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的なメンテナンスが必要です。インプラントはメンテナンスを怠ると、清掃が行き届かなくなり、歯垢が溜まりやすくなります。個人差はありますが、最初の年は3ヵ月に1度、それ以降は年に2～3回程度のメンテナンスが必須です。

インプラントを埋入するには、歯茎を切って顎の骨に穴を開けるなどの外科手術が必要です。麻酔を行うためには、身体の状態が良くなければならないので、基礎疾患がある方などは断られてしまうケースもあります。

インプラント周囲炎とは、インプラントを支える組織が歯周病のような症状を起こすことです。インプラントはむし歯になることはありませんが、歯周病のような症状になることがあります。天然歯には細菌の侵入を防ぎ、歯の根と骨をつなぐ「歯根膜」という組織がありますが、インプラントにはありません。そのため、細菌が侵入しやすく、歯周病が進行しやすいのです。インプラント周囲炎になると周囲の骨が溶け始め、最悪の場合、インプラントが抜けてしまいます。

インプラントは、顎の骨の中にインプラント体を埋め込む治療法です。そのため、骨の量が十分でなければ治療はできません。インプラントを希望していても、骨量が少ないと歯科医師から治療を断られるケースがあります。

インプラントを埋入するために外科手術を行うと、術後に痛みや腫れのリスクがあります。直後に仕事を入れられなくなるなど、予定にも影響が出る可能性があります。

インプラント治療における問題点の対処方法を解説します。

1本数万円という破格の価格で治療を行っているケースもありますが、実は認可を受けていないという場合も。長く付き合っていくものなので、多くの歯科医院で使用されている信頼できるメーカーのインプラントを選びましょう。

インプラント治療は高度な外科手術を伴います。そのため、実績が多く、評判の良い歯科医を選ぶことが大切です。様々な患者様を診ている歯科医は、幅広い症例に対応できるでしょう。

手術前は、CTで顎の骨の状態を確認することはもちろん、持病があったり、薬を飲んでいたりする場合は歯科医師への相談が必須です。カウンセリングをしっかり行わない歯科医院はあまり信用できないと考えてよいでしょう。

インプラント治療そのものも大切ですが、インプラントを長持ちさせるためには、術後のアフターフォローが重要です。手術からメンテナンスまで一貫して親身になって対応してくれる歯科医院を選ぶことがベストです。

インプラント治療の問題点について紹介してきました。インプラントは治療費用が高い、治療期間が長いなどのデメリットはありますが、メリットも大きいです。長く付き合っていくものなので、信頼できる歯科医院で治療・メンテナンスを受けましょう。

参考URL
https://www.identalclinic.jp/column/implant_merit.html
https://www.implant.ac/knowledge/article/53/
https://mukae-dc.jp/implant-demerit/
https://www.natalie-dent.com/implant-maintenance.html
https://www.takada418.jp/column/not-regret
https://mukae-dc.jp/implant-demerit/